おかあさんといっしょ

来月あたり、今年もNHKの受信料が徴収されます。

うちは年払いなので地上波、BS合わせて二万数千円になります。

これはほとんど税金の感覚で払っています。

法律で決まっているので、と、以前うちに来た職員もそう言っていましたから。

法律では仕方ない、払いますよ。

その時はうちのマンションでBSが見られることも知らなかったので、かなり悶々としたものですが。

うちのような家賃五万の賃貸に住む者にとって毎月二千円の出費がどれだけ負担か、NHKのいろんなことを決める立場の皆さんは正直知らないと思います。

知らないというかわからないでしょうね。

近くの焼肉屋のランチに家族で行けます。

成型肉のサイコロステーキなるものが一枚肉になります。

いつもの納豆がたまご納豆にできます。

見切り品ではなく、夜食に食べたいパンが買えます。

子供も当然食べる毎日の食材に、国産のものを選んで出せるようになります。

一方NHKは必要ないとか、解体しろなんて考えには賛成しません。

その存在は、民法とは一線を画した存在として必要なものだと思っています。

NHKにしかできないことは多い。

そのなかで最も大切なもの。

それは紅白でもなければ大河ドラマでもなく、私の好きなNFLでもない。

NHKが存在するべき一番の理由は子供番組です。

ベネッセなんかの金のにおいのしない純粋な子供番組の存在こそ、NHKが拠って立つべき大きな柱なのです。

という偏った私見は置いておくとして。

そのうえでやはり、受信料高かねえか？と言いたい。

この金額設定は貧乏人を想定していないことは明白なわけで。

高い買い物なら金がないから買わない買えないで済むところなのに、無理やりむしられるのではそうはいかない。車も家も食事も服も、金持ちなり貧乏なりでいいのに、これはそういうわけにはいかない。

半分にしろとは言わないけど、未払い、不払いの原因の多くは「高いから払いたくない」ではないか？安けりゃもっと払う人は増えるんではないか？

未契約者訪問にかかる人件費を、デジタル化でもデータ化でも何でもしてカットしろ。

丸裸にしたゴーンを会長にしてリストラをしろ。

役員含め職員の年収上限は800万まで。ボーナスなんてものはあって当たり前ではない。公務員やそれに準ずるものにボーナスは不要。

全員賃貸に住んでプリウスに乗れ。

バラエティはすべて排除して、タレントや事務所との交際費も節約。

８K放送は必要ない。

若者におもねることをやめて、年寄と子供だけを見ていろ。

それくらいやって初めて納得できるというもの。

私は税金は納得して払っている。むしろ払うことである種の満足感すらある。

NHKの受信料は今まで納得して払ったことは一度もない。

でも払う。

そういった感覚をNHKの上の人間はもっと肌身に感じてほしい。

こすり倒された話に熱くなってしまいましたが、これから雪の季節。

熱が冷めたころに風邪をひかないように気をつけます。